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修士水圏環境 保全学 (水質保全学) (Master in Aquatic Environment Conservation Studies (Water Quality Conservation) )

Type
Master (ISCED 2011 level 7)
Language

Japanese

Cost ¥535,800/year

鹿児島大学大学院水産学研究科(修士課程)

鹿児島から東南アジア・南太平洋を含む水圏をフィールドとして、水産資源の持続的生産 とその合理的利用及び水圏環境の保全・管理の分野の専門知識を修得し豊かな世界観と倫理 観を備え、グローバル化する産業社会に参画し、地域社会と国際社会に貢献できる進取の精 神を持った人材を育成することを目指します。これに基づき、以下のような人たちの入学を 求めます。

  • 水圏生物や海洋環境に関する基礎科学を学びたい人
  • 水産業における資源生産管理や増養殖に関する理論と技術を修得したい人
  • 水産食品や水産資源の先進的利用について学びたい人
  • 水産業に係わる政策や流通に関する知識と技術を修得したい人
  • 水圏の環境保全に関する知識を学びたい人

教育目標

本研究科は、鹿児島から東南アジア・南太平洋を含む水圏をフィールドとして、水産資源の持続的生産とその合理的利用及び水圏環境の保全・管理の分野で国際的水準の知識と能力を修得し、熱帯・亜熱帯水域を対象とする諸活動で世界をリードする文化の創出に参画し、地域社会と国際社会に貢献できる高度な水産技術者を育成し、社会に送り出すことを目指すものとする。

水圏環境 保全学

赤潮、有機汚染、有害化学物質汚染、環境保全および環 境修復について総合的に理解できる人材を育成します。教 育内容は、

  1. 化学物質の水域環境内動態、水生生物による生物 濃縮および生物影響評価
  2. 環境保全と修復に関する知識
  3. 微生物を用いた水産資源の有効利用や海洋環 境保全
  4. 沿岸域の環境保全に関する現地調査 に関する知識の修得を目標とします。

人材養成の目標

赤潮、有機汚染、有害化学物質汚染(人為的ネガティブインパクト)、環境保全及び環境修復などについて総合的に学び、環境アセスメントや関連分野及び公的機関の業務に携われるひとを育てます。

研究活動の内容

当分野は微生物学研究室と環境保全学研究室で構成され、全教員が海洋資源環境教育センターに所属しています。

  • 微生物学研究室:微生物の観点から水圏環境の保全についての教育・研究に取り組んでいます

  1. 赤潮による漁業被害の低減
    ・八代海や鹿児島湾などの南九州域を中心に現地調査を行い、赤潮発生メカニズムを明らかにします。
    ・赤潮を発生させない、赤潮の発生をいち早くとらえる、赤潮を取り除くための技術開発を行っています。
    ・ダム湖で発生するアオコについて、発生メカニズムと発生抑制の対策法を調べています。
  2. バイオマス
    海から分離した微生物が持つ発酵の力を環境汚染物質の分解除去、廃棄物処理や病原菌抑制などへ活用する技術を開発しています。
  • 環境保全学研究室:環境汚染物質の実環境分布と動態、化学物質の水生生物に対する影響、環境修復に関する教育・研究について取り組んでいます

  1. 石油汚染による生物影響研究
    石油流出事故時の水生生物に対する影響や、流出後の石油構成成分の実環境分布や動態を明らかにします。
  2. 魚類の生物蓄積・代謝メカニズムに関する研究
    化学物質の取り込み、排泄、代謝と生物蓄積の相互関係を明らかにします。
  3. 海底質影響評価法の開発
    海底質は様々な化学物質の最終到達地点で有り、そこに生息する水生生物に大いに影響を与えていると考えられていますが、それを評価する確固たる方法がありません。そこで新しい底質影響評価法の開発を行っています。
  4. 生体内代謝プロフィールを利用した化学物質の影響評価法(メタボロミクス)の開発
    学物質暴露時のアミノ酸やと糖類などの生体内代謝物変動を網羅的にとらえて、魚類体内の影響評価をするためのメタボロミクス法の開発を行っています。

水質保全学のキーワード

有害物質、環境汚染、生態毒性、生物濃縮、水質基準、環境修復、養殖場の 環境指標と基準値

Structural components
Thesis/Dissertation
Internship/Workplace experience
International component
Laboratory training
Practical/Field work
Language training
Research Project

Grant opportunities

奨学金情報

奨学金制度

鹿児島大学では、日本学生支援機構(旧日本育英会)や地方公共団体・民間奨学団体が提供する奨学金を取り扱っています。奨学金は、学業・人物ともに優秀で、経済的理由により修学が難しい学生に対して学資を貸与する制度です。多くの場合、卒業後に返還しなければなりませんので、皆さんの経済状況や人生・生活設計をよく考えた上で申込をしてください。
日本学生支援機構の奨学金の申込は、本部事務局の学生生活課経済支援第一係(共通教育棟1号館1F)で行っています。(大学院生は、水産学部学生係)
地方公共団体・民間奨学団体が提供する奨学金については、水産学部学生係が担当しています。募集の案内が来た奨学金については、その都度水産学部の掲示板に掲示しますので確認してください。
奨学金の詳細については、鹿児島大学の奨学金のページへ。

募集団体

(財)沖縄県国際交流・人材育成財団,(財)松藤奨学育成基金(長崎県),(財)清川秋夫育英奨学財団(鹿児島県)(財)山本奨学会(鹿児島県)(財)壽崎育英財団(鹿児島県)(財)上野カネ奨学会(鹿児島県の女子)(財)日揮・実吉奨学会(財)中董奨学会米盛誠心育成会(鹿児島県)あしなが育英会,(財)中村積善会,(財)山口県ひとづくり財団(財)交通遺児育英会(財)加根又奨学会(財)日本通運育英会(財)吉田育英会皇太子明仁新王奨学金(財)大分県奨学会平和中島財団社会福祉法人さぽうと21,(財)福井県ものづくり人材育成修学資金

問い合わせ

日本学生支援機構の奨学金:学生部学生生活課経済支援第一係(共通教育棟1号館1F)
地方公共団体・民間奨学団体の奨学金:水産学部学生係

ISCED Categories

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Ocean Literacy
Biology
Toxicology
Ecology
Conservation and environmental management
Physical and chemical oceanography
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Aquaculture
Fisheries