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修士地球環境工学 (船舶海洋システム工学) (Master in Global Environmental Engineering (Marine Systems Engineering) )

Type
Master (ISCED 2011 level 7)
Language

Japanese

Duration 4 semesters
Cost ¥535,800/year

船舶海洋システム工学部門

船舶海洋システム工学コースの理念・教育と研究の目標

狭い国土を海洋に囲まれた我が国の将来の発展は,交通運輸・生活空間確保および資源調達に際して海洋の有効利用を抜きにしては考えられません。交通運輸に関しては,既存の海上交通手段のみでなく,飽和した陸上交通の補完およびウォーターフロント再開発に伴う新アクセス手段として,沿岸航行を主とした新しい海陸総合交通システムが有効です。一方,空間確保の面では,浮体空港・海上発電所などの作業空間,あるいは客船・総合海洋レジャーランドなどの快適空間の創出などが具体化しています。また,海中資源の探査または採掘に伴う海中運搬技術・機器運航制御技術などの周辺技術も不可欠であり,21 世紀にかけてこの方面の開発が強く望まれています。このように,近年,空間のより広い利用を目指した海洋の利用がクローズアップされ,そのための技術開発の要求が急速に高まってきています。

船舶海洋システム工学コースは,以上のような社会の要請に応えるため海洋のもつ交通・輸送機能,生物資源や鉱物資源の生産機能,居住や備蓄のための空間機能などの社会的・経済的に有用な機能を発展的に活用する教育・研究を行うためのコースであり,世界の造船技術の継承発展を図るとともに,新しい海洋利用産業の時代を担い得る広い視野をもった研究者と技術者を育成することを目標としています。

海洋システム工学専攻の理念・教育と研究の目標

海洋は地球環境の観点から最も重要性が高い主要な空間であり,同時に宇宙と並んで人類に残されたフロンティアです。海洋空間の有効利用と保全,防災を対象として,沿岸工学,海洋工学,船舶工学およびこれらを統合したシステム技術を探求し,人類の生活基盤を多面的に支える技術を提供することを目的としています。

この目的を実現するために,沿岸・海洋・船舶工学に係わる要素技術ならびに機器運航制御技術などの周辺技術を深く追求するとともに,各種の要素・周辺技術の学問的成果を横断的に総合して,海洋のもつ流通,生産,利用空間などの機能を活用するためのシステムの構築および船舶・海洋機器の開発,沿岸利用技術に関する高度な専門知識と総合計画能力を持つ技術者と研究者を育成することを教育と研究の目標としています。

海洋システム工学部門の理念・研究の目標

狭い国土を海洋に囲まれた我が国の将来の発展は,交通運輸・生活空間確保および資源調達に際して海洋の有効利用を抜きにしては考えられません。既存の海上交通手段に加えて,環境・社会に低負荷な海陸総合交通システムの開発,浮体空港・海上発電所などの海洋作業空間の創出,海中・海底資源の探査・採掘に伴う海洋科学技術について,21 世紀は地球環境を守る新しい時代であるとの認識のもとに,学術の理論および応用を研究教授し,その深奥を深めて,人類社会の福祉に寄与することを目的としています。

この目的を達成するために,世界の造船技術の継承発展を図るとともに,新しい海洋利用産業を担う人材の育成を図り,海と人間の新しい関係を築くことができる文明社会を探求することを目標としています。

Structural components
Thesis/Dissertation
Internship/Workplace experience
International component
Laboratory training
Practical/Field work
Language training
Research Project

ISCED Categories

Project management
Ocean Literacy
Ecology
Marine Geology
Physical and chemical oceanography
Statistics
Environmental protection technology
Machinery and operators
Naval engineering
Surveying
Near- and offshore constructions
Aquaculture
Navigation and seamanship