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学士船舶海洋工学 (Bachelor in Naval Architecture and Ocean Engineering )

Type
Bachelor (ISCED 2011 level 6)
Language

Japanese

Duration 8 semesters
Cost ¥535,800/year

船舶海洋工学とは

「海」は地球表面の約7割を占めています。この「海」は人々に津波などの脅威をもたらすこともありますが、人々はこの「海」から多くの恵みも受けています。しかし、今、人はその「海」を汚し、環境問題を引き起こしています。人が「海」を含めた地球の有限の空間を維持し、持続的な発展を可能にするためには、人の活動と「海」の環境の間の相互関係を理解し、人と「海」との調和的共生と資源循環型社会の構築を目指して、「海」に関する科学技術を創造し、賢く利用していくことが大切です。
船舶海洋工学コース・学科目ではこのような総合的観点から、「海」に関する人工物をデザインするために必要な高度で広範な知識を修得し,斬新な創造力を発揮できる人材の育成を目指して教育と研究を行っています。この人工物として、例えば洋上の大規模な風力発電ファームは地球環境とエネルギー問題の改善につながります。また、船による海上物流は、大量の物を少ないエネルギーで効率良く運ぶ唯一の輸送機関として、安全や環境に配慮した研究開発が行われ、最近のアジア地域の飛躍的発展にも貢献しています。
船は「海」の上を自由に走り回る優秀な輸送機械ですが、高層ビルに匹敵する建造物でもあります。このような人工物をデザインするための能力は製造業一般で高く評価されています。そのため、本コース・学科目の卒業生は船舶海洋工学分野に限らす、自動車工業や環境・製造業など広範な進路で活躍しています。

1年次
1年次は幅広い教養と専門領域の基礎概念を学ぶためのカリキュラムが組まれています。総合大学の特長を活かした全学レベルの科目や、工学部地球総合工学科の共通科目を学びます。

共通教育科目:
 主題別科目、外国語、健康・スポーツ教育科目など
専門基礎教育科目:
 数学、図学、図学実習、物理学実験、力学など
専門教育科目:
 地球総合工学概論Ⅰ、地球総合工学概論Ⅱ

2〜4年次
2年次に進むと船舶海洋工学の専門科目がスタートします。3年間のカリキュラムで力学、数学を中心に、流体、構造、制御などの学問領域を体系的・段階的に学ぶと同時に、船舶・海洋構造物というシステムをひとつの例題として、さまざまな事象やシステムを、多様な切り口で多面的にとらえる能力を身に付けていきます。ですから応用力学を中心とした深い知識と、多方面に応用のきく、実践的エンジニアリングセンスを習得することができるのです。
4年次に進むと各研究室に所属して卒業研究をおこないます。教員の指導を受けながら、最先端の研究テーマに取り組みます。

Structural components
Thesis/Dissertation
Internship/Workplace experience
International component
Laboratory training
Practical/Field work
Language training
Research Project

Grant opportunities

ISCED Categories

Project management
Ocean Literacy
Physical and chemical oceanography
Statistics
Environmental protection technology
Machinery and operators
Naval engineering
Near- and offshore constructions
Navigation and seamanship